本来、中国の道教(内丹の法では体内にある気を巡らすための最初に気を通す場所のことである)、禅(達磨による禅の伝来の際、達磨の指示でディヤーナを玄(後に禪(禅)と訳す)と訳したともされる)などの用語で「玄関」とは「玄妙の道に入る關門」(「玄牝の関」)ことである。そのように昔のお家では玄関ではまず来られた方をもてなす空間だった。
現在の建築様式(小さい土地に建てる)では面積が足りず玄関は名前ばかり名残として残っている。
しかし今一度「玄関」の正しい在り方に基づいて建ててみた。
お伝えしたいのは広いということだけではない。
ここではいすもあれば机もあり電気もたっぷりコンセントもある。「玄関先で結構です」という社交辞令に対してこれでもかと言わんばかりのおもてなしである。
また、玄関としての課題は靴をどのようにしまうかということに尽きるかもしれない。やはり家族の靴をたくさん出したままではおもてなしとは言い難い。
そこでシューズクローゼットの登場だ。
ここまできたらもはや書斎のよう。いや、靴のための部屋ともいえる。
ゴルフバッグや外遊びの道具もなんでもござれ。
玄関を広くつくることにより見えてくる新しい、いや昔のような近所できあいができればなお素晴らしいと考えての設計と言える。
内覧期間は売れるまで。
日拓ハウジングまでお問合せくださいませ。